通常、建設工事が始まると、施主、設計者、現場監督、工事関係者が集まる「定例会議」という打合せを定期的に行います。
内容は、工事の進捗状況の説明、問題点の質問、変更事項の確認など、工事が円滑に進行し、間違いがないようにするためです。
通常、これらの会議は思っている以上に3~5時間かかり、その後に分科会が行われることもあるのです。
定例の際、鉄筋工事が遅れ、それに伴って検査の日程が変更されることが分かりました。
設計業務において、コンクリート打設前に鉄筋が設計通りに配置されているかを確認する重要な作業があります。
しかし、検査の予定日が地方での打合せと重なってしまいました。
そのため、施工会社に対して現場の写真を提供いただくようお願いしました。
・黒い鉄の棒が[鉄筋]
・赤白に数字があり十字になっているものが[検測ロッド]
・鉄筋をつなげている[配筋の圧接]
・看板の英数字が写真の場所
この他に、[ミルシート]という鉄筋品質の検査証明書などがあります。
現場担当者がしっかりしていると安心です。
正月明けからは屋根の防水工事などが始まります。
これからの北海道は、屋外を含め職人さんにとって厳しい時期となります。
事故のないよう安全に気を付けてもらい、工期に間に合うよう工事進めていただきたいです。