札幌も気温が常時プラスとなり
道路の雪は解け、天気の良い日中はバイクを見るようになりました。
北海道の春はすぐそこですね。
さて、冬は過ぎてしまったのですが、暖房についてお話しです。
北海道の住宅は冬対策が重要なんですよ。
特に寒さ対策。
その一つに「コールドドラフト」がありました。
窓付近の空気が冷やされ床の上を冷気が走る現象です。
室内気温が高くても、床に冷気が走ると くるぶしセンサー※1 が働き 体感温度が低く感じられてしまうのです。
このを止めるには、パネルヒーターの取付位置が重要になりました。
ただ、窓を室内と室外をつなげて表現したいとき
窓を床から設置するため、パネルヒーターの設置位置が問題になります。
その時ヒーターを床の下に埋め込んでしまうのです。
(パネルヒーターで建物を温めた、表面温度を色分して測定した写真です)
窓の前側に溝が2本あるその下部は大きな箱でつながっており上部では仕切られていました。
窓側の穴から冷たい空気が入り、温められて室内側の穴から出てくるシステムになっています。
それが、色分けされた温度写真からもわかりますね。
床暖房では、床はこのような暖まり方をします。
(ISO7730では床表面温度を26℃以下 となっていました)
伊達の現場は竣工に向けて進んでおり、しばらくは頻繁に通いそうです。
クライアントのおすすめで、野菜やイチゴで有名な伊達の「道の駅」に行ってきました。
打合せ後で到着時間が遅く、野菜の数も少なくなっていたため。
店員さんに、伊達のお菓子を聞いて購入。
そのお菓子をスタッフに渡すと、これは「室蘭のお菓子です」よとの事。
確かに!
袋にもそう書いてありました。